女性のためのバリューブログ

保育士の需要と供給

2014.8.19
東京が顕著ですが、何かと問題になっている保育士不足問題。
今日はその変化の推移や今後の需要についての話です。

そもそも、保育士の数は増えているのか減っているのか、人気が無くなってるのか増えているのか。
試験合格者を基に、平成24年、25年と平成20年、21年を比較すると

平成25年保育士試験
合格数:8905
合格率:17.4%
平成24年保育士試験
合格数:9726
合格率:18.6%
平成21年保育士試験
合格数:5204
合格率:12.6%
平成20年保育士試験
合格数:3989
合格率:10.6%

厚生労働省の発表では上記のようになっています。
合格数も合格率も共に大きく増加しています。

保育士増加のために試験ハードルが下がっているなど、もしかしたらあるのかもしれないですが、
実際に保育士試験を受ける人も増えています。

ではなぜ保育士不足なのか。
それは保育士の資格を習得しても、保育士として就業していない人が多いからですね。

つまり、保育士不足の問題を解決するための優先事項は、保育士資格取得者を以下に就業させるかですね。

全国の保育園で必要とされている保育士の数は
平成20年時では
全国保育士人数で34万6千人
でした。
そして平成26年では
全国保育士人数で40万9千人
平成29年では
全国保育士人数で46万人
と言われています。

実際に民営を対象とした新人保育士の正規雇用状況についてアンケートを取ったところ

「今のところ問題なく確保できてる」と答えた保育園が53.0%
「一部は確保出来るが、必要としている数は出来ない」と答えた保育園が27.1%
「応募がない」が10.8%

でした。
現在でも約30%の保育園で保育士が不足している状況です。
にも関わらず、今後さらに保育士需要数は高まります。

保育士、保育園の不足は、女性の社会進出の妨げとなり、日本の経済力低下につながってしまいますので、供給数の改善が急務であることは間違いないです。