女性のためのバリューブログ

女性管理職比率を増やす事が企業を成長させる

2014.10.27
日経新聞の特集記事より
女性の管理職比率5割の日本ロレアルのモデルを参考に、女性の復職のために必要な人事評価制度について紹介。

5年で女性管理職比率を25%から48%へ

主役は日本ロレアル、大手の化粧品会社ですね。

日本ロレアルは、女性の復職に対して積極的に考え取り組んでいる会社で、この5年で25%だった女性の管理職の比率を48%まで引き上げた会社です。

因みに、帝国データバンク調べによりますと、日本で女性管理職の比率が30%以上という企業は5.3%、女性役員の比率が30%以上という企業は11.0%のようです。

そして重要な事は、さらに日本ロレアルは業界において市場の成長率の1.5倍の成長を実現した会社です。
つまり、女性の管理職を増やすことで、事業を成長させることに成功したということです。

国の義務、制度などとは関係なく、成長のために女性管理職の比率を増やすことに取り組み成功したことで、今後の日本の企業の人事モデルになっていくのではないでしょうか。

ロレアルの取り組み

日本ロレアルは女性に対して特別優しい会社では無いようです。産休、育休も他社と比較しても当たり前の日数しかありません。
それでも復職率は100%
なぜでしょう。

年功序列の評価制度を壊し、成果報酬型の人事制度を導入することで、成果を求められる一方で、復職時に同等以上のポジションを用意する仕組みを作りました。
結果として、女性社員が妥協せずに家族を持てるようになったようです。

女性にとっての壁となる出産、育児は、年功序列の人事評価だとキャリア形成で同期の男性と比べて影響が出やすいという判断から評価基準を変更し、女性が自信を持って復職出来る環境を作ったということでしょう。

女性の管理職比率が5割に達することで、業務の上では女性が女性であることを意識しなくなったようです。
理想ですね。

勿論、キャリア志向の女性とそうでない女性とで、支援の方法は変わりますが、管理職としてバリバリ活躍したい女性にとっては、復職を願う気持ちは大きくなるでしょう。


ファスベンダー社長曰く
「女性と男性の比率5:5が自然なバランス」
「男女のバランスが取れることで確信的なアイデアが生まれ、ビジネスが加速する。どの会社にも当てはまる。」
とのことです。

このバランスが企業の成長に大きく影響を与える、という考えを持てるかどうかですね。

キャリア志向の女性はどう動くべきか

大企業ほど、上記のような考え、取り組みをフレキシブルに導入出来ないでしょう。
では、キャリア志向の女性は意識の低い会社でどうすればいいのか...

程度にもよりますが、女性支援に積極的に取り組めない会社で、キャリアを築き、気持よく復職することは現実的ではないでしょう。

恐らく、中長期的な目線でキャリア形成を考えた上で、長期的に活躍出来る会社へ移ることを20代後半から30代前半で考え、動くことの方が、ある程度成果を出せる人材であることが前提ではありますが、有益であるように思います。

勿論、多くの会社の意識が変わることが理想ですが、
長く活躍したい女性ほど、ロレアルのような評価基準から見直せるような会社へ移ることが望ましいですね。